Exploit Your Impossible
少し前の話になりますが、車はトヨタのRAV4をリースすることにしました。 RAV4は日本では今年2019年からまた新型がラインナップに復活したとのことですが、USではとてもメジャーであちこちで走っています。
ちなみにアパートやスーパーの駐車場だけを見ていると日本車だらけでいつも「ここ日本?」と思います。体感的にはトヨタ、日産、ホンダで6割以上くらいでしょうか。そりゃあ国が自動車産業を保護するはずですよねえ。
一元様お断り
私は元々車にそれほど興味が無く日本でも車を買ったことが無かったので、車選びでは色々初めてだらけで戸惑いました。 とにかく出費を抑えたかったので始めは中古車を買おうと思ったのですが、ちゃんとメーカー認証を受けている中古車だとそこまで安くありませんでした。 怪しいので良ければいくらでも安いのはありますけど、、、(よく道端に個人が"SALE!"とか車に貼って放置している)。 しかも、私はUSのクレジットスコアがないせいで、買うにしても金利20%とかをふっかけられます。
さらに安全機能やIT関連機能は、ほんの2~3年前のモデルと比べてもかなりの差があるので結局新車をリースすることにしました。妻が完全ペーパードライバーだったので少しでも安全性能が高いものを選びたかったのもあります。
まあ結局リースにしても、クレジットスコアを理由に普通の人の3倍ほどのDown payment(頭金)を取られましたが。。。
契約社会アメリカ
リース契約をして車は手に入りましたが、待てど暮らせどリース代金の支払い方法の通知が送られてきません。 USでは、車を購入したあとにディーラーが陸運局にあたるDMVに手配してナンバープレートが郵送されてくるのですが(それまでは仮の紙のナンバープレートをつける)、ナンバープレートも一向に送られてきません。
ある日、ディーラーから「トヨタのファイナンス部門からリースの承認が下りたけど、契約書をちょっと直さないといけないからディーラーに来て」とのメールが。「何を直すの?」と聞いたら「USのクレジットスコアが無いから月々のリース費用を高くするよ」と。
おいおい。クレジットスコアが無いってのを理由に既に3倍の頭金払ってるやんけ。しかも、既にリース費用の金額が入った契約書にサインしてるのに、一方的に人を呼びつけて値段変更するとはどういう了見じゃい。
おそらく契約の際にディーラーがリース額を値下げしすぎて、後でトヨタのファイナンス部門から怒られたんでしょうね。それでしれっとこちらに転嫁しようとしたと。
なんにせよ、こっちはクレジットスコアが無いってのを最初から全部説明した上で契約してるんだから今更そんな話通らないよ、という内容を返したらそこからまただんまりで連絡がとれません。
結局、4月のリース契約から2か月ほどしてようやく支払い方法の案内とナンバープレートが送られてきました。月々の請求金額は当初の契約通りでしたのでやれやれと言ったところです。
さて、早速支払いの手続きをしようとして送られてきたオンラインページにログインしたらいきなり「5月分の支払いが延滞しています」との警告が。
6月にようやく支払い方法の通知してきて、5月分延滞と言われてもどうすりゃいいのさ、とトヨタに問い合わせしたところ「支払い期日から30日以上遅れなければクレジット機構に通知しないので大丈夫」とのこと。
そういう問題なのか。。。さすがアメリカ。
サンディエゴごはん事情
ポテトは野菜
「アメリカ = 食べ物がおいしくない」のイメージを持っている人は多いと思います。 私も「アメリカの料理」は美味しいとは思いませんが、素材は悪くないんじゃないの?と思っていました。カリフォルニア産の果物とか日本でもよく見かけますしね。
実際にこちらで生活してみると、案の定、美味しい素材はたくさんあります。まずはとにかく果物が新鮮で安い!
- リンゴ ... 小ぶりだけど新鮮でみずみずしい。妻の実家が長野で美味しいリンゴをよくもらっていますが、それと比べても遜色ないです。
- マンゴー ... 3個で1ドル。激安。日本だとこれの10倍近くの値段するのでは。
- メロン/スイカ ... 1玉1ドル
若者の果物離れなんて記事をどこかで見ましたが、たしかに日本だと果物って「高級嗜好品」ってイメージでそんなに頻繁には買っていませんでした。特に東京だと普通の値段の果物は美味しくないし、美味しいのを買うと高すぎる(地方なら安くて美味しいのが買えるのに)でもったいなくてあまり果物を買っていなかったんですよね。
せっかく果物が安くて美味しいエリアに住んでいるので果物をどんどん食事にとりいれて行こうと思います。
鶏肉は高級品
USでは「肉とガソリンは安い」と言われますけど、確かに肉は安いです。特に牛肉。
ステーキ肉4~500グラムくらいで7ドルくらい、日本の半値くらいですかね。 こちらでは日本のようにサシがのっている肉はあまり見かけないですが、もともと赤身肉が好き(サシや脂身があまり好きではない)のでむしろ大歓迎です。
逆にこちらでは何故か鶏肉が高いです。日本と同じか少し高いくらい。日本では鶏肉メインでたまに贅沢で牛肉、という感じでしたが、完全に鶏・牛の立場が逆転しました。
豚にせよ牛にせよ、こっちでは細切れ肉を見かけないですね。大体大きいかたまりの肉 or ひき肉です。 先日、妻がステーキ肉で肉じゃがを作ってくれましたが、やたら豪勢な感じがする肉じゃがになりました。
USスタイルのバーベキューレストランでスペアリブを食べたときも、ソースがドバーで味付けも何もあったもんじゃありませんが、肉そのものは美味しくてむしろソース無しの方が美味しいんじゃなかろうか、という感じでした。
熱帯魚は食べません
サンディエゴはメキシコ国境沿いで西海岸の南端ですが、寒流が流れているおかげでLAよりも涼しいです。 その寒流にのってサーモンやらマグロやら寒いエリアの魚もやってくるおかげで魚も新鮮で安いです。 サーモンなら大きい切り身が5枚ほど入ったパックで9ドルくらいでしょうか。 妻と3歳の娘との3人家族の我が家では多くとも切り身2枚もあれば十分1回の食事がまかなえます。 冷凍ものでも身がぷりぷりで美味しいです。
ただスーパーで手に入る魚介の種類はちょっと少ないかな、と思います。大体マグロ、サーモン、タラ、カレイ、エビ、ホタテくらいでしょうか。日本食レストランに行くと鯖の塩焼きとかあるのですが、近所のスーパーでは見かけないですねえ。。。 ウニも有名らしいですが、まだ試していないので今度食べてみたいですね。
とまあこんな感じで食材には恵まれていると思います。カリフォルニアでは食材には消費税がかからないのもあって意外と食費は安く済みそうですね。
、、、住居費と教育費が全てを帳消しにするくらい高いですが。。。
節税いろいろ
自分で天引き額を決められる
前回の記事で「アメリカでは自分で給料の控除分を計算して会社に提出しないといけない」と書きましたが、その他にも色々日本とは違う制度があります。面白いと思ったのはFlexible Speding Account(FSA)という制度で、一定の目的(医療費や子供、高齢者のケア)のために自分であらかじめ天引き額を決めておくことができます。
FSAにはいくつか種類があり、たとえばFSA for Child and Dependent careという制度では子供や病気ケガなどで就労できない家族の保育料、デイケア費に充てる費用をあらかじめ天引きするように自分で指定しておくことができます。
具体例としては
- 子供のプリスクール費に充てる費用を年間2600ドル天引きするように自分で指定する
(指定できる上限額は、その年・政策によって変わる) - 年間給料は26回支払われるので、2600ドル ÷ 26回 = 100ドルが毎回の給料から天引きされる
- 天引きされた給料2600ドルは課税対象にならない == 課税対象給与額を減らせる
>>> これがこの制度を利用する目的・メリット - プリスクール費を払う際に、この天引きされた費用から直接プリスクールに払ってもらう
or 自分でプリスクール費を払ってあとから請求できる - 使い切らなかった費用は没収される。もし、その年2000ドルしか使わなかったら残りの600ドルは没収されてしまう。
2019年のChild and Dependent careの拠出上限額は$5,000ですが、年間$5,000課税所得を減らせるのは大きいですね(日本では今年から幼児教育無料?何の話です?)
ただ、問題としてはこの制度は「子供や病人のケア費に税制上の優遇を認めることで夫婦両方に外に働きに出やすいようにする」のが目的ですので、夫婦どちらかが働いていないとこの制度を活用することができません。
厳密に言うと「FSAに拠出することはできるけど、夫婦どちらかの収入が低い方の年収以上の額を請求できない」という制限があります。 具体的には、もし夫婦どちらかが働いていない(収入$0)の場合、$5,000拠出していても請求できる額の上限は$0(=請求できない)なので$5,000まるまる没収されてしまいます。USで共働きしていないと活用できない制度ですね。
駐在員の方なら色々手当が出て配偶者の方が働かなくても済むかもしれませんが、私の場合、USの社員で手当・補助など一切ないので妻にも働いてもらわないと苦しくなってくると思います。優雅な駐在員妻をさせてあげられなくて申し訳ない。。。
アメリカあるある: 担当者が平気で嘘をつく
当初、この制度を調べている時にネット上では「夫婦両方が働いていなくても使える 」「使えない」という情報が両方あってよくわかりませんでした。会社の福利厚生の運営会社に「うちは妻が働いていない(労働許可を取るまで働けない)けど、この制度使えるの?」と問い合わせたら「使えるよ」との返答でした。なんか怪しいなあ、と思ってさらに調べてみると、上に書いたように「拠出はできるけど請求はできない」ということが分かりました。あぶなかったー。
これに限った話ではなく、USでは「役所や会社の担当者がちゃんと確認しないで適当に回答する」というのがざらですので、常にダブルチェックする、IRS(国税庁)などオフィシャルのドキュメントで確認する、という癖をつけた方が良いと思います。
医療費控除額も自分で決定
FSAでは医療費をあらかじめ天引きしておくこともできます。これは制度としては日本の医療費控除と同じです。とは言え、その中身は日本とは↓のように違います。
- 日本では年間10万を超えた医療費分が、課税対象所得から控除できる。(実際に超えた分を後から控除申請する)
- USでは、上限額(2019年は$2,700)までいくら医療費控除するかをあらかじめ申請できる。
こちらはChild and Dependent Careとは違って、控除(拠出)額を使いきらなくても次の年に持ち越すことができます。保育料などと違って、持病で定期的に通院しているなどの事情がない限り、その年いくら医療費を使うかをあらかじめ予測するのは難しいですからね。
いくら持ち越せるのか、何年持ち越せるのかは会社によって違うそうです。私の会社の場合は最大$500まで、1年間だけ持ち越すことができます。
節税ひとつとっても、自分のライフスタイルに応じて自己責任で決めて、というのがアメリカらしいなあ、と思います。
ペイスリップ
USでは2週間に一回給料が払われます。そのため、私も4月1日から働き始めてすぐに給料が出ました。最初「え、こんな少ないの?」と思ったら1週間分だけだったからですね。。。
「2週間に1回給料」と聞くと「2回分の給料額=月給」のように思えますが、実際には(1年は52週 ÷ 2 ==)年間26回給料が支払われます。 ですので「2回分の給料額=月給」のつもりで家計を運営していれば、年間24回分の給料でやりくりしているのと同じなので、あとで得した気分になるかもです。
USではW-4というフォームに自分の控除分(扶養者控除とか)を入力して会社に提出することで、控除分が反映されることになります。 日本のように会社が計算してくれたりはしません。私は最初の給料の前にW4に記入したはずだったのですが、何故かそれが反映されておらず、独身&控除無しでフルに源泉徴収されていました。 (余計に払った分は後で取り返せるはず)
W4の中ではAllowance(控除ポイント)を計算して入力します。不思議なのがまず自分自身(納税者自身)のポイントとして1ポイント加算できるので、誰でも最低1ポイントは申請できるのに(0はあり得ない)、何故か私のW4の中では0のままで源泉徴収されていました。 納税者から申告しない限り税金は最大限搾り取る、というのはどこの国も同じですね。特にアメリカのIRS(国税庁)は世界最強クラスのマフィアっぷりらしいです。
で、給与明細を見ると日本と同じく様々な天引きがされているのですが、日本と比べてみると違いがあって面白いです。
もちろん、この天引き額は収入や扶養家族によって大きく変わりますので単なる一例にすぎませんが
- 所得税はアメリカの方が高い(年収1800万くらいを超えるとアメリカの方が安くなる、とどこかで読んだ)
- 住民税は日本の方が高い(アメリカの中でも州税が高いカリフォルニアと比べても日本の方が高い)
- 年金は国(連邦)と州との両方に納める
給料分の仕事はします
面白いのは給与明細の中に「年金、保険料などのうち、会社が負担している額」が記入してある点です。昔どこかで、
社員「給料分の仕事はします」
会社「給料以上に色々な福利厚生費払ってるんだから、給料分じゃ足りねえよ」
という話をみたことがありますが、こういう明細見ると確かに給料以上にお金もらってるなあ、と思います。日本の会社も従業員の士気やら忠誠心やら高めたかったらこういうのを給与明細に載せればいいのに。
米!食わずにはいられないッ!
俺は米を炊くぞ!ジョジョーーーーツ!
あまり好き嫌いはない方ですし、割とこちらの料理は楽しんでいます。特にカリフォルニアはメキシコにも近いので、メキシカンがおいしいです。何か妙に癖になる味なんですよねえ、野菜も結構入ってるし。
とはいえ、生まれも育ちも日本人ですので米、味噌汁は食べたくなります。サンディエゴにはコンボイというアジアンタウンがありますので日本の食材や商品は割とここで手に入ります。
ニジヤ、ミツワ、マルカイといった日本人スーパーやアジア料理屋がたくさんあります。店員さんも大体日本語。日本で買うより大体2~3倍の値段はしますが、ここでしか買えないものもあるので、これから何度もお世話になると思います(特に調味料系)。
Road to コメ
日本から炊飯器(+変圧器)を送ってくるので、それまでは米無しでもいいかな、と思っていました。ですが、職場の方から使わなくなった炊飯器を頂いたので、マルカイで日本米を購入、米を炊いてみることにしました。他のものは対外日本の数倍の値段なのですが、日本産の米はなぜか日本よりちょっと高い程度(5kgで20ドル弱)。日本国内の値段が関税保護された高い値段なのかな?
なんにせよ、米を購入して帰宅しましたが、
「あ、しゃもじ忘れた!」
→ ダイソーにて購入
→ 「あ、計量カップ忘れた!」
Amazonプライムで買えるものならそうしたいのですが、こっちの軽量カップは大体180mlのところに目盛りがない(米一合は180ml)。まあ大体で大丈夫だとは思いますが。しかも、こっちの軽量カップってガラス製が多いんですよね。重いし割れるやん。。。
結局またダイソーへ車を走らせ計量カップを購入。意外に目盛りで米を測るのって面倒くさいですね、すりきりで180mlちょうど測れる米カップのなんと優秀なことよ。
米を研いで炊飯器にセットして炊飯開始!のところで炊飯器が壊れていたことが判明orz
研いでしまった以上、米を捨てるのはもったいないので鍋で炊く作戦に変更。
そこで立ちはだかるのが電熱線コンロですよ。
使うのは初めてですが、明らかに「強火→弱火」の切り替えは出来ないはず。ツマミを弱にしたって絶対にしばらくは強火の余熱があるはずですし。
とまあ「電熱線コンロ 炊飯」などでググれば先人の知恵がたくさん出てきます。要は
- 強火でなく中火でじっくり炊いて、最後は弱火で水分を飛ばしましょう
ということだそうです。
おかげさまで、無事に米は炊けました。
ちなみにコンロを2口使って、1つは強火1つは弱火にしておけばさっと「強火→弱火」の切り替えが出来たのでは? 次回実験してみよう。
アマゾンプライムここにあり
アメリカに来ると悩むのがAmazonプライム問題です。まあ、これも色んなブログで書かれていますが、
- アメリカのAmazonプライム代は高い。年間$119、税込みで$128くらい。
- 日本でプライム会員になっていれば、プライムビデオやミュージックなどはアメリカでもそのまま使える(観れるコンテンツは激変しますが)
そのため、既に日本で会員になっている人にとってのメリットは
- 無料配送
- 即日配送(それでも2~3日かかりますけど)
のみになります。
とはいえ、いかんせん鬼のように広いアメリカです。ちょっと「あれを買い忘れた!」というだけでも高速で20~30分飛ばしてもう一度買いにいかないといけない世界です。そんな世界では時間的にもガソリン代的に圧倒的にお得なサービスだと思います。特に、今の私は家族がまだ渡米していないので平日仕事の後か土日かしか時間がなく、買い出しに使う時間は極力減らしたいので非常に助かります。
もともと日本にいるときでも「日常品の買い物」に時間を使うのがあまり好きではなく、日常品の買い物は週一回ネットスーパーでまとめ買いしていました。アメリカではさらに時間の節約効果があがりますね。
また、急がない商品に関しては「急がない配送」を選択することで$5のRewardを得られます。消耗品などが無くなる前にあらかじめ注文しておけば毎回$5なのでかなり元が取れるのではないでしょうか。(Rewardが使えるのはプライムナウに限られますけど)
ちなみにこちらのアマゾンさんは日中家にいなければ(家にいても)玄関の前にポンと荷物をおいてサヨナラです。受け取りサイン?宅配ボックス?なんのことです? 治安の悪いエリアだと、このアマゾン配達(放置?)を狙った置き引きがよく出没するらしいですね :-(
また、日本とは違う点について会計時にEstimated Tax(予想税額)という項目が表示されることです。これはアメリカでは消費税/Sales Taxが州や市ごとに違うからですね(サンディエゴでは8%弱)。こちらの住所に応じて自動で計算してるのだと思いますが、もし違いがあったら還付とか追加徴収とかあるのかしら?
カリフォルニア免許 ~筆記試験編~
ソーシャルナンバーも無事届きましたので、さっそく免許の筆記試験を受けてきました。
こちらの記事でも書きましたが、他の国や州で免許をとっていてもカリフォルニアでは改めて筆記と実技試験を受けないといけません。 アメリカでは免許や車に関する手続きはDMV(Department of Motor Vehicle)という役所で取り扱っています。
まずは一応お勉強はしないとなあ、ということでDMVが提供しているアプリをDLして模擬試験でポチポチ勉強していました。 日本と同じで免許試験は大体常識で答えれば何とかなりますが、常識自体が違うところもあるのでその辺は一応お勉強が必要ですね。
- 踏切では一時停止しなくてOK(減速でOK)
- 赤信号でも右折(日本なら左折)はしてOK
などなど。
とはいえ言葉で説明が書かれているので、標識を覚えるのは日本より圧倒的に楽です。日本も絶対その方がいいと思うんですけどね。暗記していないと意味がわからないって標識としてどうなんでしょう。 "STOP"とか書いてある標識のなんと親切なことか。
車用語は和製英語が多いので、日本人はかなり混乱します。
- ハンドル→ Wheel
- サイドブレーキ → Parking Break
- ウインカー → Signal
- クラクション → Horn
- バックミラー → Rear view mirror
- フロントガラス → Wind shield
などなど。
逆に、路肩→Shoulderみたいに日本語と同じ表現もあって面白いですね。
とりあえず、アプリのサンプル問題は一通り正解できるようになったので、実際に受験してくることにしました。
ですが、『DMV=いつも混んでいる』というのは常識らしく、ネット上でも
Q: DMVが空いている時はいつでしょうか?
A: 休業日です。
なんて書き込みがあるくらいです。
DMVのサイトでも『試験を受けるときは事前予約をすることをお勧めします』と書いてあるくせに、予約画面に進んだ瞬間に『予約は全て埋まっています。アポなしで来るか他のDMVオフィスにいってください』とお断りされます。 いや、まだ希望日の入力すらしていないんですけど。。。
そういう訳でアポなしで朝一で最寄りのDMVに行ってきました。 免許の筆記試験を受けに車で行くのもちょっと意味がわかりませんが。
たしかに混んではいましたが朝一のおかげか比較的すんなりと自分の順番が回ってきました。で、窓口で最初に必要書類を提出していると、窓口のおばちゃんがいきなり「私の後ろの壁にある紙の文字読める?」と。 なんのこっちゃと思ったら、そこには視力検査用の紙が。
既に試験は始まっている、ということか。。。。
「凝」を怠らず何とか視力試験を突破すると、次は写真撮影。こっちは笑顔で撮っていいんですねー。 そこもカルチャーショック。
そして、写真撮影の後はようやく筆記試験です。筆記試験といっても紙ではなく、タッチパネル式のPCがあるブースに行って各自のタイミングで試験を受けてくる形式です。1問で7分使ってOKとのことでしたが、7分× 36問で4時間以上も居座って大丈夫ってこと?
最初に受験する言語を選択する画面がでてきて結構色々な言語が選択できました。私は英語で受けましたが、パッと見た感じ日本語はありませんでしたね。こういうところでも日本の存在感が下がっていて寂しい。。。
試験は3択問題なのですが、間違えるとその場で間違いだと表示されて正しい答えと解説が表示されます。正解すると特に何も言われずに次の問題に進みます。結果的に受かりはしましたが、何%が合格ラインだったのか未だに分かっていません(私は36問中3問ミスで合格でした)。
受かったのでいいんですけど、間違えた問題がDMV自身が出してるアプリのサンプル問題と答えが違ったんですよねえ。こんなところもUSクオリティ。
この後ちょっと仕事が立て込んでくる予定なので、実技試験はまた後日。