カリフォルニア免許 ~筆記試験編~
ソーシャルナンバーも無事届きましたので、さっそく免許の筆記試験を受けてきました。
こちらの記事でも書きましたが、他の国や州で免許をとっていてもカリフォルニアでは改めて筆記と実技試験を受けないといけません。 アメリカでは免許や車に関する手続きはDMV(Department of Motor Vehicle)という役所で取り扱っています。
まずは一応お勉強はしないとなあ、ということでDMVが提供しているアプリをDLして模擬試験でポチポチ勉強していました。 日本と同じで免許試験は大体常識で答えれば何とかなりますが、常識自体が違うところもあるのでその辺は一応お勉強が必要ですね。
- 踏切では一時停止しなくてOK(減速でOK)
- 赤信号でも右折(日本なら左折)はしてOK
などなど。
とはいえ言葉で説明が書かれているので、標識を覚えるのは日本より圧倒的に楽です。日本も絶対その方がいいと思うんですけどね。暗記していないと意味がわからないって標識としてどうなんでしょう。 "STOP"とか書いてある標識のなんと親切なことか。
車用語は和製英語が多いので、日本人はかなり混乱します。
- ハンドル→ Wheel
- サイドブレーキ → Parking Break
- ウインカー → Signal
- クラクション → Horn
- バックミラー → Rear view mirror
- フロントガラス → Wind shield
などなど。
逆に、路肩→Shoulderみたいに日本語と同じ表現もあって面白いですね。
とりあえず、アプリのサンプル問題は一通り正解できるようになったので、実際に受験してくることにしました。
ですが、『DMV=いつも混んでいる』というのは常識らしく、ネット上でも
Q: DMVが空いている時はいつでしょうか?
A: 休業日です。
なんて書き込みがあるくらいです。
DMVのサイトでも『試験を受けるときは事前予約をすることをお勧めします』と書いてあるくせに、予約画面に進んだ瞬間に『予約は全て埋まっています。アポなしで来るか他のDMVオフィスにいってください』とお断りされます。 いや、まだ希望日の入力すらしていないんですけど。。。
そういう訳でアポなしで朝一で最寄りのDMVに行ってきました。 免許の筆記試験を受けに車で行くのもちょっと意味がわかりませんが。
たしかに混んではいましたが朝一のおかげか比較的すんなりと自分の順番が回ってきました。で、窓口で最初に必要書類を提出していると、窓口のおばちゃんがいきなり「私の後ろの壁にある紙の文字読める?」と。 なんのこっちゃと思ったら、そこには視力検査用の紙が。
既に試験は始まっている、ということか。。。。
「凝」を怠らず何とか視力試験を突破すると、次は写真撮影。こっちは笑顔で撮っていいんですねー。 そこもカルチャーショック。
そして、写真撮影の後はようやく筆記試験です。筆記試験といっても紙ではなく、タッチパネル式のPCがあるブースに行って各自のタイミングで試験を受けてくる形式です。1問で7分使ってOKとのことでしたが、7分× 36問で4時間以上も居座って大丈夫ってこと?
最初に受験する言語を選択する画面がでてきて結構色々な言語が選択できました。私は英語で受けましたが、パッと見た感じ日本語はありませんでしたね。こういうところでも日本の存在感が下がっていて寂しい。。。
試験は3択問題なのですが、間違えるとその場で間違いだと表示されて正しい答えと解説が表示されます。正解すると特に何も言われずに次の問題に進みます。結果的に受かりはしましたが、何%が合格ラインだったのか未だに分かっていません(私は36問中3問ミスで合格でした)。
受かったのでいいんですけど、間違えた問題がDMV自身が出してるアプリのサンプル問題と答えが違ったんですよねえ。こんなところもUSクオリティ。
この後ちょっと仕事が立て込んでくる予定なので、実技試験はまた後日。