サンディエゴきゅうきゅう日記

2019年4月からカリフォルニアのサンディエゴの会社に転職した30代男性(+妻と子ども)のブログです。 「日本企業からの駐在」の方は特に気にしなくてもよい落とし穴を色々体験していますので、同じような方のお役に立てれば幸いです。

Exploit Your Impossible

少し前の話になりますが、車はトヨタRAV4をリースすることにしました。 RAV4は日本では今年2019年からまた新型がラインナップに復活したとのことですが、USではとてもメジャーであちこちで走っています。

ちなみにアパートやスーパーの駐車場だけを見ていると日本車だらけでいつも「ここ日本?」と思います。体感的にはトヨタ、日産、ホンダで6割以上くらいでしょうか。そりゃあ国が自動車産業を保護するはずですよねえ。

 

一元様お断り

私は元々車にそれほど興味が無く日本でも車を買ったことが無かったので、車選びでは色々初めてだらけで戸惑いました。 とにかく出費を抑えたかったので始めは中古車を買おうと思ったのですが、ちゃんとメーカー認証を受けている中古車だとそこまで安くありませんでした。 怪しいので良ければいくらでも安いのはありますけど、、、(よく道端に個人が"SALE!"とか車に貼って放置している)。 しかも、私はUSのクレジットスコアがないせいで、買うにしても金利20%とかをふっかけられます。

さらに安全機能やIT関連機能は、ほんの2~3年前のモデルと比べてもかなりの差があるので結局新車をリースすることにしました。妻が完全ペーパードライバーだったので少しでも安全性能が高いものを選びたかったのもあります。

まあ結局リースにしても、クレジットスコアを理由に普通の人の3倍ほどのDown payment(頭金)を取られましたが。。。

 

契約社会アメリ

リース契約をして車は手に入りましたが、待てど暮らせどリース代金の支払い方法の通知が送られてきません。 USでは、車を購入したあとにディーラーが陸運局にあたるDMVに手配してナンバープレートが郵送されてくるのですが(それまでは仮の紙のナンバープレートをつける)、ナンバープレートも一向に送られてきません。

 

ある日、ディーラーから「トヨタファイナンス部門からリースの承認が下りたけど、契約書をちょっと直さないといけないからディーラーに来て」とのメールが。「何を直すの?」と聞いたら「USのクレジットスコアが無いから月々のリース費用を高くするよ」と。

おいおい。クレジットスコアが無いってのを理由に既に3倍の頭金払ってるやんけ。しかも、既にリース費用の金額が入った契約書にサインしてるのに、一方的に人を呼びつけて値段変更するとはどういう了見じゃい。

おそらく契約の際にディーラーがリース額を値下げしすぎて、後でトヨタファイナンス部門から怒られたんでしょうね。それでしれっとこちらに転嫁しようとしたと。

なんにせよ、こっちはクレジットスコアが無いってのを最初から全部説明した上で契約してるんだから今更そんな話通らないよ、という内容を返したらそこからまただんまりで連絡がとれません。

 

結局、4月のリース契約から2か月ほどしてようやく支払い方法の案内とナンバープレートが送られてきました。月々の請求金額は当初の契約通りでしたのでやれやれと言ったところです。

 

さて、早速支払いの手続きをしようとして送られてきたオンラインページにログインしたらいきなり「5月分の支払いが延滞しています」との警告が。

6月にようやく支払い方法の通知してきて、5月分延滞と言われてもどうすりゃいいのさ、とトヨタに問い合わせしたところ「支払い期日から30日以上遅れなければクレジット機構に通知しないので大丈夫」とのこと。

そういう問題なのか。。。さすがアメリカ。