え!? 倍の値段で自動車保険を!?
できらあ!
カリフォルニアでは保険に入ってない車に乗ってはいけません(実際は車を買って1ヶ月以内に入れば良いそうですが)。
保険に関してもやっぱり色々日本とアメリカでは制度が大きくことなります。
日本の自動車保険はざっくり言うと
それに対してアメリカの保険はこんな感じ↓
- 強制保険 ... 他人への賠償(対人&対物)
- 任意保険 ... 自分のケガや車両の補償
ここまでなら大して違いないじゃない、と思うかもしれませんが、ギョッとするのが、
- 対人、対物に「無制限」というプランが存在しない。
日本では多くの人が「対人賠償無制限」のプランに入っていると思いますが、そもそもそんなプラン自体がありません。また補償の限度額も低いです(よくあるプランが対人1人$250,000まで、1事故$500,000までというもの)。このクルマ社会、訴訟社会のアメリカでそんなんでいいの? - 保険料が(も)高い!
御多分に漏れず保険料も高いです。いくつかの代理店で見積もりをとりましたが、一番安いところで年間$1600くらい、高いところで$2800オーバー、、、
まあその分自動車の税金が安くはありますけど。
- 保険料は更に上がります!
無事故?そんなの関係ありません。等級?なんですかそれ? 統計上、自分の車種が事故を起こしやすい車種だったりすると保険料が引き上げられます。若者がブイブイいわせるような車種は選ばないのが賢明かも。
夢で終わらせない
保険料はさておきこんな補償額じゃ意味ないじゃん!、、、という訳で大体の人はアンブレラ保険、という賠償保険の上限額を引き上げる保険に追加で入っています。
このアンブレラ保険に加入するためには、
- 自動車保険
- 火災保険(持ち家の場合) or 借家人保険(レンターズ保険)
の両方に加入している必要があります。
ただ、レンターズ保険やアンブレラ保険の保険料は自動車保険に比べればずいぶん安いです(レンターズが年間$200くらい、アンブレラが年間$160くらい)。さらにこのアンブレラ保険に入ることで自動車保険料も多少割り引かれるので、実際加入しないという選択肢はないでしょう。
なお、このアンブレラ保険でもやはり無制限、というプランは存在せず保険金額のプランを自分で選択することになります。大体は保険料年間$160で保険金額$1,000,000くらいでしょうか。
ちなみにアンブレラ保険と聞くと保険料を使って何か怪しい生物兵器とか開発してるに違いないと思うのは私だけじゃないはず。さらにちなみにバイオハザードは海外ではResident Evil(邪悪な住人)というタイトルで発売されています。