サンディエゴきゅうきゅう日記

2019年4月からカリフォルニアのサンディエゴの会社に転職した30代男性(+妻と子ども)のブログです。 「日本企業からの駐在」の方は特に気にしなくてもよい落とし穴を色々体験していますので、同じような方のお役に立てれば幸いです。

アメリカビザ取得 ~書類編~

ビザにも色々な種類

やっとこさビザを取得してきました。 私はL1Bブランケットという種類のビザです。

 

それぞれの英数字の意味はこんな↓感じです。

  • L ... 企業間交流ビザ
  • 1 ... 申請者本人(同行する家族はL2ビザ)
  • B ... 専門知識を持った人(Aは管理職/経営層)
  • ブランケット ... あらかじめ一定数会社に割り当てられているビザを必要に応じて従業員が申請する

 

上の通りブランケットビザはあらかじめ企業に割り当てられているので、比較的通りやすいと言われています。それでも年々厳しくなっているようですが。。

 

ビザ申請に必要な書類

ビザ申請には大量の申請書類が必要になります。素人が自分でやるのはかなり自殺行為。私は会社から委託された移民弁護士に色々やってもらいました。

ただ、その弁護士事務所が東海岸にあるおかげで電話ミーティングの時間が合わないこと。日本の朝にやることが多かったですが、まだ子供も保育園に行く前なの時間なので子供のタックルに耐えつつの打ち合わせでした。ウチの会社、西海岸なんだから西海岸の事務所に依頼して欲しかった、、、

 

就労ビザについては、トランプが最近特に"Hire American!”と言っていますが、アメリカの役所の立場からすると「何でその日本人じゃないとダメなの?アメリカ人を雇用してよ」という話になる訳です。そのため就労ビザ申請には「俺はこんな専門知識や技術を持っていてアメリカにはそれを持った奴が少ないんだ!」という書類を出さないといけません。

自社製品への知識などをあれこれ詳細に書くわけですが、役所の人が読んだって絶対意味わからんよなあ、と思いながら書いてました。弁護士からも推薦状みたいな書面が添えられるのですが、単なる部署異動についても「彼は卓越した技能により◯◯というポジションに昇進し、、」とか書いてあり、まさに言ったもん勝ちの世界です(もちろんウソは書いてないですけど)。

何にせよ、そう言った書類を元にしてアメリカの移民局の承認が下りると、その承認書類などが弁護士事務所から日本へ郵送されてくるので、それを持って米国大使館へ面接にいくことになります。