アメリカ行きたくない人の方がビザがおりやすい？

アメリカなんて行きたくないんだからねっ！

こちらの記事にも書きましたが、ビザの面接は「その人がアメリカにとって危険人物じゃないか」とか「不法滞在をしないか」を見るためのものであって、その人の能力やアメリカ好き度をはかるものではありません。普段「面接」と聞くと、能力ややる気をアピールする場所、というイメージがありますが、それをするとビザの面接ではむしろ逆効果な場合もあるんじゃないかなー、と思います。

たとえば、私が面接官で

「アメリカが大好きで年に何回も旅行にいってます！アメリカに友達もたくさんいます！」

という人と

「仕事でアメリカに行くけど日本が一番落ち着くし、毎日米と味噌汁飲まないと死ぬ」

という人が来たら、前者の方が「この人ビザが切れたあとちゃんと日本に帰るかな？」という目で見ると思います。

DS-160(ビザの申請書)の中にも「アメリカに親戚がいるか」という質問があるのですが、これもきっと「その親戚のところに転がり込んで居ついてしまわないか」という項目だと思います。

面接の際も妻は「結婚して何年？」と聞かれましたが、これは結婚期間があまりに短いと渡米のための偽装結婚じゃないか？と疑われる質問なんだと思います。(かといって嘘をついて実際より長く言えば一気に面接官の警戒レベルが引き上がるでしょうから絶対やらない方がいいです)

ですので、ビザの面接の際は「いきたくないけど、どうしても行かなきゃいけないから行くんだよ」感を出した方がビザがおりやすくなるのでは？と思います。うちの場合、妻は仕事を辞めていきますが5年以内なら元の職場に復帰できるので「なんとしても日本に帰らなきゃならんのだ！」とアピールすればより効果的だったかも？

 、、、まあ、そんなことするまでもなくほとんどの場合、あっさりビザがおりるとは思います^_^