サンディエゴきゅうきゅう日記

2019年4月からカリフォルニアのサンディエゴの会社に転職した30代男性(+妻と子ども)のブログです。 「日本企業からの駐在」の方は特に気にしなくてもよい落とし穴を色々体験していますので、同じような方のお役に立てれば幸いです。

カスタム税関

すべては職員のおぼしめし

海外生活ブログでよく聞く「海外の役所は適当、人ごとに言うことが全然違う」の洗礼をさっそく入国審査の際に受けてきました。

私はLAX(ロスの空港)から入国したのですが、入国審査のロビーには税関申告書を作成してくれる機械がたくさんあって皆そこで入力をしていました。私の番が来たので入力をしているとどうやら私のような労働ビザは機械での入力ができないようだったので、昔ながらの税関申告書を手書きで作成して審査官のところへ向かいました。。。 言われてみれば飛行機の中で「労働ビザの人はこのフォームに入力してねー」と紙を配ってましたね。完全にスルーしてました。

 

審査の際は、承認印つきのI-129S(労働ビザ申請書)を見せる必要があります。この書類は私が今後L1ビザで再入国するたびに必要になるものですが、Lawyerいわく「よく税関職員は間違えて書類を回収しちゃうから渡さないように」と注意されていました。そうしたら案の定、審査官が回収しようとしたので「Lawyerからはこの書類は回収はされないと聞いてるけど?」と言ったところ「いや、それはLaywerが間違えている」と断言。

えー、どうしようかなあと思っていたら「この書類1部しか持っていないのか? なら持って行っていいぞ」と結局返してくれました。 そんなおじさんの一存で決めて良いのかしら。。。

さらに「今後入国するたびにその書類は必要になるからな」と。 じゃあ回収しようとしないでください、、、 などなど、入国の瞬間からユーモアたっぷりな歓迎をされました。 ウェルカムUSA

 

ちなみに機械で申告書を作成していた人は顔写真や指紋もそこでとっていましたが、私は結局どちらもとりませんでしたね。日本でビザを取る際に既にどちらも登録したから要らないのかな。

 

LAXはとにかく大きい空港で乗り継ぎの際に、国際線ターミナルから国内線ターミナルに移動するのも一苦労です。 ただ、今回はたまたま国際線ターミナルがいっぱいだったため、国内線ターミナルの方に停めてくれたので移動が少なくラッキーでした。

その時の機長のアナウンスが「グッドニュースは1時間も早く着いたぜ。バッドニュースはまだ前の便がいるから降りられないってことだ」 ザ・アメリカ、という感じでした。