絶対に歩かないマン

アメリカは車社会ですが、その中でもとりわけ西海岸の人は歩かないようです。以前どこかで「西海岸の人は、ショッピングモール内でランチをしたあと同じモール内のコーヒーショップに行くために駐車場内を車で移動する」というブログを読んだことがありましたが、ジョークではなく割と本気な感じです。確かにショッピングモールひとつだけでも恐ろしく大きいので気持ちはわかりますが、、、

(ちなみにこっちのショッピングモールは日本みたいに大きい建物の中にたくさんテナントが入っている奴じゃなくて、高速のサービスエリアみたいに大きい駐車場の周りに店舗が並んでる形式です)

家探しのために各コミュニティ(アパートが数十軒単位で固まった区画)の賃貸管理オフィスをたずねると、そのコミュニティ内の物件を見に行くためにゴルフ場にあるようなカートで案内してくれます。何というかもう、歩いたら死ぬ、という執念すら感じます。

たまたまカートが出はらっているLeasing officeをたずねた時は心底申し訳なさそうに「物件まで歩かなきゃいけないの。本当にごめんなさい」と言われた後に案内されたのが20-30m先の物件でした。

その一方で大体どこのコミュニティに共用のジムがあってルームランナーで皆走ってるので面白いですねー。果たして私もだんだんとこの文化に染まっていくのか^_^

コミュニティやモールの敷地内はさておき、それ以外の場所を歩くのは色んな意味で安全の面からもよくないかもしれませんね。 夜レストランからホテルまで歩いて帰ったら、やっぱり「危ないから気を付けて」と心配されました。 一般道も車がかなりのスピードで飛ばしていますし、治安のいいエリアであってもどんなトラブルに巻き込まれるかわかりません。

私は、健康のために極力歩きたいですし家族も散歩が好きなのですが、少なくとも家族には普通の道路は歩かせたくないですね。 人が大勢いる公園や公共の施設だけにしておきたいです。