サンディエゴきゅうきゅう日記

2019年4月からカリフォルニアのサンディエゴの会社に転職した30代男性(+妻と子ども)のブログです。 「日本企業からの駐在」の方は特に気にしなくてもよい落とし穴を色々体験していますので、同じような方のお役に立てれば幸いです。

健康保険の話 ~国内編~

海外引越しとなると問題になるのが海外での健康保険ですが、我が家の場合、日本での健康保険でも色々考えないといけないことがあります。

 

通常、日本企業から海外赴任する方はその間も日本法人に籍があって引き続き社保に加入していると思います。ですので自分自身も家族も日本に帰国した際に健康保険を使って受診ができます。

 

いっぽう私の場合、日本法人を退職して米国法人に就職する、という形のため日本の社保は無くなります(日本法人は普通に会社を辞める人としか扱ってくれない、、、)。 また、国外転出届けを出した場合、国民健康保険への加入資格もなくなります。日本に住所がない人は任意で加入することもできません。その為、我が家は帰省などで一時帰国してる際は日本での健康保険無し、という状態になってしまいます。

特に病気、怪我なんかしないでしょ、と開きなおってもいいですが、帰省の際には向こうの海外旅行保険などに入る必要があるかもしれませんね。

 

もう1点やっかいなのが、引越しの際、私が先に渡米して家を探した後、1-2ヶ月ほど遅れて妻と子供が渡米してくる、というスケジュールです。我が家の場合、私の社保に子供も加入しているのですが、私が日本法人を退職した時点で子供も健康保険から脱退してしまいます。かといって、妻の勤め先の社保に加入させようとすると「夫側の方が給料高いので、夫側の会社で加入してください」と断られます(もちろんアメリカの会社で保険に入っても日本に残っている家族の治療費はカバーされないのですが、、、)。 というわけで、私の渡米後は一時的に子供だけ国保にいれるしか無さそうです。

 

通常の日本企業に勤めている人がつくづく羨ましいですね(T-T)

 

ちなみに、国保の保険料は通常はかなり高くて痛い出費ですが、保険料の計算方法は同一世帯の中で「国保に加入している家族の」合計収入から算出されるので、我が家では2歳の子供のみ(年収: じいじばあばからのお小遣い)が国保の加入者になるため、月々の保険料は5000円くらいで済むようです。